令和4年2月3日に、対象期間に製作されたスズキのエスクード等計15,854台についてのリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。
スズキ令和4年2月3日リコール情報
令和4年2月3日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
スズキ(エスクード)令和4年2月3日 リコール届出情報
今回リコール届出がされたスズキ(エスクード)等の不具合の部位は座席ベルト等(取扱説明書)です。
スズキ「エスクード」等の不具合状況と改善内容
不具合の状況及び原因は、取扱説明書のチャイルドシート(以下CRS)適合表において、本来記載すべきISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載していなかったことです。そのため、保安基準第22条に適合していません。なお、CRS固定時の機能上に問題はありません。
改善内容としては、全車両、ISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載した取扱説明書に交換します。
社内からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
上記リコール届出がされたスズキ「エスクード」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:スズキ エスクード
型式:DBA-YD21S
対象期間:平成27年9月23日~平成29年3月2日
車台番号:TSMLYD21S00128124~TSMLYD21S00291919
リコール対象車台数:814台
型式:DBA-YE21S
対象期間:平成27年9月23日~平成30年3月27日
車台番号:TSMLYE21S00128120~TSMLYE21S00429799
リコール対象車台数:6,119台
型式:CBA-YEA1S
対象期間:平成29年7月3日~平成30年11月23日
車台番号:TSMLYEA1S00357870~TSMLYEA1S00516542
リコール対象車台数:2,748台
型式:4BA-YEA1S
対象期間:平成30年11月29日~令和3年9月16日
車台番号:TSMLYEA1S00609394~TSMLYEA1S00A18469
リコール対象車台数:6,173台
スズキ「エスクード」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったスズキのエスクードは2022年現在は、ハイブリッドシステムを搭載している現行モデルのみとなっています。こちらでは、最新のスズキのエスクードについて詳しく解説します。
スズキエスクードの2022年4月21日発売モデルとは
スズキのエスクードは、2022年4月21日にマイナーチェンジを行いハイブリッドシステム搭載モデルを発売開始しました。ガソリン車モデルはすでに発売を終了しているため、現行モデルはハイブリッドモデルのみとなっています。
最新のエスクードハイブリッドは、燃料消費率19.6km/Lとなっており、ブレーキ減速時に発電するエネルギーを回生し充電するシステムを取り入れたことで、効率よくエネルギーを充電できる仕組みが出来ています。この回生協調ブレーキシステムと、後退時に電気モーターによってEV走行するシステムは、スズキにおいてもエスクードが初採用となっています。