令和4年8月26日に、対象期間に輸入されたテスラのModel3の計7,264台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたテスラの詳しい情報についてご紹介いたします。
テスラ令和4年8月26日リコール情報
令和4年8月26日にリコール届出がされたテスラ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
テスラ(Model3)令和4年8月26日リコール届出の対象車
令和4年8月26日にリコール届出がされたテスラ「Model3」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:テスラ Model3
型式:ZAA-3L23P
対象期間:令和元年10月29日~令和3年11月2日
車台番号:5YJ3F7EC2LF463433~LRW3F7EC6MC402548
リコール対象車台数:535台
型式:ZAA-3L23PB
対象期間:令和3年6月30日~令和3年8月9日
車台番号:LRW3F7EL3MC298388~LRW3F7EL8MC329215
リコール対象車台数:26台
型式:ZAA-3L13
対象期間:令和元年7月31日~令和3年11月2日
車台番号:5YJ3F7EA8KF442504~LRW3F7FA4MC416140
リコール対象車台数:2,093台
型式:ZAA-3L23
対象期間:令和元年6月1日~令和3年9月2日
車台番号:5YJ3F7EB5KF409713~LRW3F7EB1MC349555
リコール対象車台数:2,452台
型式:ZAA-3L13B
対象期間:令和3年5月3日~令和3年11月2日
車台番号:LRW3F7EK0MC311377~LRW3F7EK6MC415954
リコール対象車台数:1,568台
テスラ「Model3」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたテスラ(Model3)の不具合の部位はその他(非常信号用具) です。
不具合の状況及び原因はこちらです。
非常信号用具において、出荷時に運転者席ドアポケットに当該部品が備え付けられていないおそれがあり、備付け場所が不適切なため運転手が直接確認できず、保安基準を満たさないおそれがあります。
改善内容としては、全車両運転者席ドアポケットに非常信号用具を取り付けます。(お客様による入庫、弊社からの訪問もしくは当該保持用部品の送付による。)
適合性確認時に発見され、不具合の発生件数は0件、事故の有無はなしとなっています。
テスラ「Model3」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったテスラのModel3とは、どのような車なのでしょうか。テスラというと、2010年にNASDAQ市場に上場し株式を公開しました。電気自動車など電動をパワートレーンとする輸送機器の製造販売とクリーンエネルギー事業を展開していて、ガソリン車などの異なるパワートレーンは扱わない新しいタイプの自動車メーカーとなっています。こちらではテスラのModel3について、詳しくご紹介します。
テスラModel3は2017年に出荷を開始
テスラのModel3は、2016年に予約受注を開始し、出荷が始まったのは2017年のことです。同年はまだ日本での受注は受け付けていませんでしたが、その後2019年に日本での受注を開始されました。当時日本に初めて導入されたモデルのベースグレーモデルの駆動方式はRWD(後輪駆動)でしたが、2022年現在販売されているモデル3の駆動方式はAWD(全輪駆動)となっています。また、最高速度や一充電走行距離は新型モデルで大きく進化を遂げていて、現行のモデル3の最高速度は261km/h、一充電航続距離は689kmと大きく伸びています。