令和4年1月26日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のハリアーの計70,046台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
トヨタ自動車令和4年1月26日リコール情報
令和4年1月26日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
トヨタ自動車のハリアー 令和4年1月26日リコール届出の対象車
令和4年1月26日にリコール届出がされたトヨタ自動車「ハリアー」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ ハリアー
型式:6BA-MXUA80
対象期間:令和2年9月17日~令和3年5月27日
車台番号:MXUA80-0015194~MXUA80-0052563
リコール対象車台数:37,049台
型式:6BA-MXUA85
対象期間:令和2年9月17日~令和3年5月28日
車台番号:MXUA85-0003275~MXUA85-0008331
リコール対象車台数:5,040台
型式:6AA-AXUH80
対象期間:令和2年9月17日~令和3年5月26日
車台番号:AXUH80-0009001~AXUH80-0028034
リコール対象車台数:18,704台
型式:6AA-AXUH85
対象期間:令和2年9月17日~令和3年5月26日
車台番号:AXUH85-0004589~AXUH85-0013890
リコール対象車台数:9,253台
トヨタ自動車「ハリアー」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車ハリアーの不具合の部位は、灯火装置(後面方向指示器リヤのウィンカー)です。
不具合の状況及び原因は以下です。
後面方向指示器において、LEDソケット内の回路基板の耐水性が不十分なことが原因で、雨水等がソケットに滴下して当該基板に結露が発生することがあります。
そのため、結露した状態での通電と乾燥を繰返すと、基板上に短絡回路が形成され、最悪の場合、後面方向指示器が作動しなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、後面方向指示器のLEDソケットを対策品に交換するとともに、一部車両に対しては、当該ソケットの組付けを可能にするハウジングに交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は128件、事故の有無は無しとなっています。
トヨタ自動車「ハリアー」とはどんな車?
今回リコールの届出があったトヨタ自動車のハリアーというと、ライオンの顔をした紳士が女性をエスコートするCMを覚えている方も多いのではないでしょうか。特徴的なCMでハリアーが初めて登場したのは1997年の12月です。現在は日本市場に進出しているレクサスが当時は北米市場のみの展開だったため、日本市場ではハリアー、北米市場ではレクサスRXとして同時期に販売されていました。1997年初代以降2003年2代目モデルが登場し、2005年にはハイブリッドモデルが新登場、現在は2020年に発売を開始した4代目モデルが販売中です。こちらでは最新のハリアーについて、詳しくご紹介します。
トヨタ自動車ハリアー最新モデルの特徴とは
トヨタ自動車のハリアーは、都市型クロスオーバーSUVとして販売されています。高級感のある都市型なエクステリアデザイン、内装のこだわりなど、クロスカントリーな雰囲気が強いSUVのRAV4と比較すると、かなり差別化されている車体と言えるでしょう。高級感は外装や内装だけでなく、走行中にも感じることができます。それが、静音性の高さです。吸音するように製造されているハリアーはロードノイズを拾わないように設計されていることから、車内が静かです。また、少し硬めの足回りをしていて、海外の自動車メーカーの乗り味に似ているといわれています。