令和2年10月8日に、対象期間に輸入されたフォルクスワーゲンのポロ計4,148台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたフォルクスワーゲンの詳しい情報についてご紹介いたします。
フォルクスワーゲン令和2年10月8日リコール情報
令和2年10月8日にリコール届出がされたフォルクスワーゲン対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
フォルクスワーゲン・ポロ令和2年10月8日リコール届出の対象車
令和2年10月8日にリコール届出がされたフォルクスワーゲン・ポロの対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:フォルクスワーゲン・ポロ 1.0/70kW
型式:ABA-AWCHZ
対象期間:令和元年11月8日~令和2年4月9日
車台番号:WVWZZZAWZKU107774~ WVWZZZAWZLU095625
リコール対象車台数:4,148台
フォルクスワーゲン・ポロの不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたフォルクスワーゲン・ポロの不具合の部位は、排出ガス発散防止装置(触媒コンバーター)です。
不具合の状況及び原因は、排出ガス発散防止装置において触媒コンバーター組み立て工程の生産管理が不適切であったため、正規と異なる触媒コンバーターが組付けられているものがあることが判明しました。そのため、エンジン制御と触媒コンバーターとの整合性があっておらず、触媒内部に粒子状物質が堆積し、警告灯が点灯する可能性があります。また、最悪の場合は触媒コンバーターが損傷し、排出ガスの基準値を超えてしまう恐れがあります。
改善内容としては、全車両の触媒コンバーターを確認し、該当する部品が装着されている場合は、触媒コンバーターを正規品に交換し、ラムダセンサーを新品に交換します。
ドイツ本社からの情報による発見のため、不具合の発生件数は0件、事故の有無も0件となっています。
フォルクスワーゲン・ポロとはどんな車?
今回リコールの届け出があったフォルクスワーゲン・ポロは、フォルクスワーゲンが1975年から生産販売しているコンパクトカーです。フォルクスワーゲン・ポロについて、こちらでご紹介します。
フォルクスワーゲン・ポロは広くて快適なコンパクトカー
フォルクスワーゲンは、ドイツ語で国民車の意味を持っており、ドイツに本社を置く自動車製造会社です。フォルクスワーゲン・ポロは、1975年にタイプワン(ビートル)の実質的な後継車として製造された、ハッチバックタイプのコンパクトカーになります。現行型は6代目モデルとなっており、2018年に日本仕様車のフルモデルチェンジが発表され、登場しました。6代目へのフルモデルチェンジを行った際に先代モデルと比べてホイールベースが広がったことで、コンパクトなサイズ感ながらさらに広い室内空間を持っていて後席の快適性がアップしています。