令和3年7月26日に、対象期間に輸入されたボルボのボルボS60等の計5,462台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたボルボの詳しい情報についてご紹介いたします。
ボルボ令和3年7月26日リコール情報
令和3年7月26日にリコール届出がされたボルボ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ボルボ(ボルボS60)令和3年7月26日リコール届出の対象車
令和3年7月26日にリコール届出がされたボルボ「ボルボS60」他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名:ボルボS60
型式:DBA-ZB420
対象期間:令和1年7月16日~令和2年4月27日
車台番号:7JRZS10MDLG030113~7JRZS10MDLG054153
リコール対象車台数:1,213台
車名:ボルボV60
型式:DBA-ZB420
対象期間:平成31年1月18日~令和2年11月24日
車台番号:YV1ZW10MDK1025860~YV1ZW10MDL2372496
リコール対象車台数:1,419台
型式:5LA-ZB420P
対象期間:令和1年5月9日~令和1年9月4日
車台番号:YV1ZWBRMDK1331834~YV1ZWBRMDK1342589
リコール対象車台数:18台
型式:5LA-ZB420PT6
対象期間:平成31年3月15日~令和1年9月4日
車台番号:YV1ZWBGMDK1324635~YV1ZWBGMDK1342604
リコール対象車台数:90台
車名:ボルボV60クロスカントリー
型式:DBA-ZB420
対象期間:平成31年2月15日~令和2年2月3日
車台番号:YV1ZZ10MCK1000461~YV1ZZ10MCL1041242
リコール対象車台数:1,256台
車名:ボルボV90
型式:DBA-PB420
対象期間:平成31年2月6日~令和1年5月29日
車台番号:YV1PWA2MCK1099621~YV1PWA2MCK1107754
リコール対象車台数:85台
型式:DBA-PB420A
対象期間:平成31年2月25日~令和1年12月3日
車台番号:YV1PWA2MCK1102270~YV1PW10MDL1128381
リコール対象車台数:3台
型式:DLA-PB420PA
対象期間:平成31年2月6日~令和1年5月29日
車台番号:YV1PWBRMDK1099894~YV1PWBRMDK1107578
リコール対象車台数:15台
車名:ボルボV90クロスカントリー
型式:DBA-PB420
対象期間:平成31年2月6日~令和2年2月3日
車台番号:YV1PZ10MCK1078579~YV1PZ10MCL1108936
リコール対象車台数:56台
型式:DBA-PB420A
対象期間:平成31年4月12日~令和2年1月6日
車台番号:YV1PZA2MCK1080539~YV1PZA2MCL1108213
リコール対象車台数:9台
車名:ボルボXC60
型式:DBA-UB420XC
対象期間:平成31年2月15日~令和2年2月3日
車台番号:YV1UZ10MCK1300686~YV1UZA2MCL1521022
リコール対象車台数:847台
型式:DBA-UB420XCA
対象期間:平成31年2月15日~令和2年1月6日
車台番号:YV1UZ10MCK1300442~YV1UZ10MCL1503935
リコール対象車台数:92台
型式:DLA-UB420XCPA
対象期間:平成31年2月15日~令和1年8月5 日
車台番号:YV1FS40MDE2299354 ~ YV1FS40MDJ2467883
リコール対象車台数:26台
車名:ボルボXC90
型式:DBA-LB420XC
対象期間:平成31年2月6日~令和2年2月19日
車台番号:YV1LFA2MCK1473948~YV1LFA2MCL1581251
リコール対象車台数:272台
型式:DBA-LB420XCA
対象期間:平成31年2月6日~令和2年2月3日
車台番号:YV1LFA2MCK1474047~YV1LFA2MCL1585107
リコール対象車台数:17台
型式:DLA-LB420XCPA
対象期間:平成31年2月15日~令和1年8月5日
車台番号:YV1LFBRMDK1474525~YV1LFBRMDK1514746
リコール対象車台数:44台
ボルボ「ボルボS60」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたボルボ(ボルボS60)の不具合の部位は燃料装置(低圧燃料ポンプのヒューズ)です。
不具合の状況及び原因は、エンジンの低圧燃料ポンプのヒューズの容量設定が不適切なため、エンジン始動準備時に容量不足によりヒューズが切れることがあるとわかりました。そのため、低圧燃料ポンプが作動せず、エンジンが始動できないおそれがあります。
改善内容としては、全車両、低圧燃料ポンプのヒューズを15Aから20Aに交換します。
こちらは、本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生件数は国内10件、事故の有無は国内無しとなっています。
ボルボ「ボルボS60」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったボルボS60は、ボルボカーズが2000年から製造販売しているセダンです。現行モデルは2019年から販売している3世代目モデルとなります。ボルボS60の現在のラインナップは、48Vハイブリッド搭載車とプラグインハイブリッド車となっています。こちらでは、ボルボS60について詳しくご紹介します。
ボルボS60プラグインハイブリッド車のスペックは
ボルボS60の現行モデルのプラグインハイブリッド車、【S60 Recharge Plug-in hybrid T6 AWD Inscription Expression】のスペックをご紹介します。
全長/全幅/全高は4,760mm/1,850mm/1,435mm、ホイールベースは2,870mm、最小回転半径は5.7mです。
エンジン形式はB420で、電子燃料噴射式エンジンの総排気量は1,968㏄となっています。前後にモーターを搭載しており前輪はエンジン駆動、後輪はモーター駆動となっています。
トランスミッションは8速ATとなっており、駆動方式は電子制御によるAWDシステムです。AWDとは、All Wheel Driveの頭文字からとられた呼称で、日本国内では全輪駆動と言われることが多いようです。