スズキのリコール情報-令和3年4月22日リコール届出-

令和3年4月22日に、対象期間に輸入されたスズキのスイフトの計5,245台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたスズキの詳しい情報についてご紹介いたします。

スズキ令和3年4月22日リコール情報

令和3年4月22日にリコール届出がされたスズキ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

スズキ(スイフト)令和3年4月22日リコール届出の対象車

令和3年4月22日にリコール届出がされたスズキ「スイフト」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:スズキ スイフト
型式:4BA-ZC83S
対象期間:令和2年5月20日~令和3年4月8日
 車台番号:ZC83S-400004~ZC83S-407057
 リコール対象車台数:618台
型式:4BA-ZC33S
対象期間:令和2年4月8日~令和3年4月8日
 車台番号:ZC33S-400002~ZC33S-411119
 リコール対象車台数:4,627台

スズキ「スイフト」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたスズキ(スイフト)の不具合の部位は制動装置(横滑り防止装置コントローラ)です。

不具合の状況及び原因は、横滑り防止装置(以下、ESC)コントローラにおいて、アダプティブクルーズコントロール(以下、ACC)使用時の制動制御プログラムがに誤りがあるため、先行車へ接近する等の理由で減速が必要な際に、ESCによる制動制御が働かず、減速による車速調整ができません。そのため、最悪の場合、先行車に衝突するおそれがあります。

改善内容としては、使用者にACC機能を使用しないよう通知し、全車両、ESCコントローラのプログラムを対策プログラムに書き換えます。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は1件、事故の有無はなしとなっています。

スズキ「スイフト」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったスズキのスイフトは、スズキから販売されているハッチバックタイプのコンパクトカーです。初代モデルの登場は、2000年となっており、現行モデルは2016年のフルモデルチェンジによって登場した4代目モデルとなっています。派生車種にスポーツタイプのスイフトスポーツがあります。こちらでは、スイフトについて詳しく解説します。

スズキのスイフトはコンパクトでお手頃?

スズキのスイフトは、スズキから販売されている普通乗用車(四輪)のなかで最も手ごろな価格設定となっているコンパクトカーです。同社の同排気量設定となっているイグニスやソリオ、ソリオバンディットと比べても、およそ10万~20万程度低い価格設定でメーカー小売価格が抑えられていることがわかります。もともとの初代モデルの登場も、現在のソリオ(当時のワゴンR+)をベースとして、同じプラットフォームを用いていたこともあり、販売生産コストが抑えられたことも廉価な小型車として製造ができた一因となっています。現在は国内だけでなく海外でもスイフトは人気があり、4代目モデルはワールド・アーバン・カー部門に選出されたり、インド仕様車がインディアン・カー・オブ・ザ・イヤーを授賞しています。特にインドでは3代続けての受賞となり、インド初の3連続受賞車となりました。

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