UDトラックスのリコール情報-令和2年8月24日リコール届出-

令和2年8月24日に、平成22年6月4日~平成23年8月7日に製作されたUDトラックス計2,399台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたUDトラックスの詳しい情報についてご紹介いたします。

UDトラックス令和2年8月24日リコール情報

令和2年8月24日にリコール届出がされたUDトラックス対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

令和2年8月24日リコール届出のUDトラックス対象車

令和2年8月24日リコール届出がされたUDトラックス対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名型式車台番号を照らし合わせてご確認ください。

通称名:コンドル
型式:BDG-LK36C、BDG-LK36C改、BDG-LK36E、BDG-LK37C、BDG-LK37C改、BDG-LK37E、BDG-MK35C、BDG-MK35C改、BDG-MK36C、BDG-MK36C改、BDG-MK36D、BDG-MK37C、BDG-MK37D、BDG-PK36C、BDG-PK37C、BDG-PK37C改、BDG-PK37D、BDG-PW37C
車台番号:LK36C-15193 ~ LK36C-15302、LK36E-15020 ~ LK36E-15053、LK37C-15035 ~ LK37C-15056、LK37E-15046 ~ LK37E-15076、MK35C-15272 ~ MK35C-15480、MK36C-16823 ~ MK36C-17986、MK36D-15322 ~ MK36D-15626、MK37C-15473 ~ MK37C-15766、MK37D-15314 ~ MK37D-15573、PK36C-15174、PK37C-15470 ~ PK37C-15477、PK37D-15152 ~ PK37D-15153、PW37C-15338 ~ PW37C-15345
リコール対象車台数:計2,399台

不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたUDトラックスの不具合状況は、原動機のピストンにおいて鋳造工程の設備条件が不適切なため、ピストンリング溝部の強度が不足しているものがあるとのことです。そのため当該溝部に亀裂が生じ、走行中にエンジンが損傷するおそれがあります。改善内容としては、走行距離が5万kmを超える車両は原動機を点検し、ピストンが損傷している場合は全気筒のピストンを対策品と交換。また走行距離が5万km以下の車両は、全気筒のピストンを対策品と交換を行います。

リコール対象車とは

リコール対象車とは、リコール制度の対象となる車のことです。車のリコール制度リコール対象車になった場合の対応についてご説明いたします。

車のリコール制度

車のリコール制度とは、車の故障や事故を未然に防ぐことを目的として設けられた制度です。リコール対象車となった車は、自動車メーカーから無料で点検・修理をしてもらうことが可能です。所有している車がリコール対象車となった場合は、自動車メーカーからリコール通知が届きます。またリコールに期限はありません。

リコール対象車になったら

所有している車がリコール対象車となった場合、自動車メーカーからリコール通知が届きます。リコール通知が届いたら自動車メーカーに連絡をし、出来るだけ早めに点検・修理を行ってもらうようにしましょう。リコール対象車になったからといって、すぐに故障する可能性があるというわけではありませんが、リコール制度は故障や事故を事前に防ぐための制度になりますので、はやめの対応をおすすめいたします。また、リコール対象は新車購入に限らず中古車購入している車であっても対象となっており、自動車メーカーから無料で点検・修理をしてもらうことが可能です。

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