ダイハツのリコール情報-令和4年10月20日リコール届出-

令和4年10月20日に、対象期間に製作されたダイハツのハイゼットの計86,483台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたダイハツの詳しい情報についてご紹介いたします。

ダイハツ令和4年10月20日リコール情報

令和4年10月20日にリコール届出がされたダイハツの対象車(OEM車)および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ダイハツ(ハイゼット)令和4年10月20日リコール届出の対象車

令和4年10月20日にリコール届出がされたダイハツ「ハイゼット」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:ダイハツ ハイゼット
型式:3BD-S321V 5BD-S321V EBD-S321V HBD-S321V
 車台番号:S321V-0423109~S321V-0466735
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:43,569台
型式:3BD-S331V 5BD-S331V EBD-S331V HBD-S331V
 車台番号:S331V-0228296~S331V-0251237
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:22,926台

車名通称名:ダイハツ ハイゼット デッキバン
型式: 3BD-S321W EBD-S321W
 車台番号:S321W-0009022~S321W-0010045
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:1,024台
型式:3BD-S331W EBD-S331W
 車台番号:S331W-0012999~S331W-0014730
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:1,731台

車名通称名:ダイハツ アトレーワゴン
型式:3BA-S321G ABA-S321G
 車台番号:S321G-0076257~S321G-0078900
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月16日
 リコール対象車台数:2,643台
型式:3BA-S331G ABA-S331G
 車台番号:S331G-0036250~S331G-0038033
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:1,782台

車名通称名:スバル サンバー
型式:3BD-S321B 5BD-S321B EBD-S321B HBD-S321B
 車台番号:S321B-0020632~S321B-0022845
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:2,214台
型式:3BD-S331B EBD-S331B HBD-S331B
 車台番号:S331B-0019747~S331B-0021739
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:1,992台

車名通称名:スバル サンバー オープンデッキ
型式:3BD-S321Q EBD-S321Q
 車台番号:S321Q-0000240~S321Q-0000252
 対象期間:令和元年9月25日~令和2年9月4日
 リコール対象車台数:13台
型式:EBD-S331Q
 車台番号:S331Q-0000420~S331Q-0000472
 対象期間:令和元年8月6日~令和2年8月19日
 リコール対象車台数:53台

車名通称名:スバル ディアス
型式:ABA-S321N
 車台番号:S321N-0003847~S321N-0003957
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年3月26日
 リコール対象車台数:110台
型式:ABA-S331N
 車台番号:S331N-0004094~S331N-0004226
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年3月26日
 リコール対象車台数:133台

車名通称名:トヨタ ピクシスバン
型式:3BD-S321M 5BD-S321M EBD-S321M HBD-S321M
 車台番号:S321M-0028814~S321M-0034275
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:5,448台
型式:3BD-S331M 5BD-S331M EBD-S331M HBD-S331M
 車台番号:S331M-0017657~S331M-0020511
 対象期間:令和元年8月1日~令和2年9月11日
 リコール対象車台数:2,845台

ダイハツ「ハイゼット」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたダイハツ(ハイゼット)等の不具合の部位はかじ取り装置(ステアリングギヤ)です。

不具合の状況及び原因は以下です。

ステアリングギヤにおいて、ブーツ取付け部のシールが不適切かつエアコンドレンホースが直上にあるため、エアコン凝縮水が当該取付け部に滴下しギヤ内部に浸入するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ギヤ内部に錆が生じて異音が発生し、最悪の場合、ベアリングが破損し操舵ができなくなるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、エアコンドレンホースに延長用ホースを追加するとともにステアリングギヤのブーツ内を点検し、水の浸入が認められたものはステアリングギヤを新品と交換します。また、水の浸入が認められないものはブーツを適正に取付けます。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は27件、事故の有無は無しとなっています。

ダイハツ「ハイゼット」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったダイハツのハイゼットは、バンとトラックのタイプが現在も製造販売中のダイハツを代表する軽規格商用車です。
1957年に生産販売を開始したダイハツの軽3輪車ミゼットを源流に、1960年に軽4輪車ハイゼットの初代モデルが登場しました。ハイゼットトラックは2014年に10代目モデルへとフルモデルチェンジし、カラーバリエーション豊富で他社にはない軽トラックとして人気を高めています。また、ハイゼットバンは2021年にモデルチェンジがあり、現在は11代目モデルが販売中となっています。こちらでは近年人気が高まっているダイハツハイゼットバンのカスタマイズカーについて詳しくご紹介します。

ダイハツハイゼットバンのカスタマイズ一番人気は

軽商用車として人気のハイゼットバンですが、実はその応用力の高さからカスタマイズカーとしても人気が高くなっています。

ダイハツハイゼットバンのカスタマイズには人気の2パターンがあり、一つはタイヤ等によりリフトアップしたり、社外バンパーなどで車高を低く見せるなどデザインによってカスタムするというパターン、もう一つはキャンプカーや車中泊用に用途向けに内装等のカスタムをするパターンです。なかにはハイゼットバンのカスタム専門店もあり、リフトアップスプリングを使用することで重心を高くしたハイゼットのカスタムカーは、地上高が高くなるためオフロード向けとしても人気があります。

また、2021年にフルモデルチェンジをしたハイゼットバン(カーゴ)は、運転席より後方部分を完全にフラットにすることが可能です。そのため、後方に広いスペースが確保でき、車中泊などでもベッドキットを置いて寝ることができるなど、他車にはない圧倒的な広い空間を保持することができます。

タイトルとURLをコピーしました