令和3年3月25日に、対象期間に製作されたホンダのCR-Vなどの計19,430台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたホンダの詳しい情報についてご紹介いたします。
ホンダ令和3年3月25日リコール情報
令和3年3月25日にリコール届出がされたホンダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ホンダ(CR-Vなど)令和3年3月25日リコール届出の対象車
令和3年3月25日にリコール届出がされたホンダ「CR-V」などの対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ホンダ CR-V
型式:DBA-RW1
対象期間:平成31年1月8日~令和元年9月9日
車台番号:RW1-1003203~RW1-1005760
リコール対象車台数:2,558台
型式:DBA-RW2
対象期間:平成31年1月8日~令和元年9月9日
車台番号:RW2-1001858~RW2-1003216
リコール対象車台数:1,359台
型式:6AA-RT5
対象期間:平成31年1月7日~令和元年9月9日
車台番号:RT5-1001457~RT5-1004984
リコール対象車台数:3,528台
型式:6AA-RT6
対象期間:平成31年1月7日~令和元年9月10日
車台番号:RT6-1001245~RT6-1004340
リコール対象車台数:3,096台
車名通称名:ホンダ インサイト
型式:6AA-ZE4
対象期間:平成31年1月21日~令和元年11月1日
車台番号:ZE4-1002944~ZE4-1009122
リコール対象車台数:6,179台
対象期間:令和元年11月5日~令和2年2月19日
車台番号:ZE4-1100001~ZE4-1100960
リコール対象車台数:960台
車名通称名:ホンダ シビック
型式:DBA-FC1
対象期間:平成31年1月8日~令和元年9月4日
車台番号:FC1-1100531~FC1-1102170
リコール対象車台数:1,640台
車名通称名:ホンダ LEGEND
型式:DAA-KC2
対象期間:平成31年4月4日~令和元年9月16日
車台番号:KC2-1201166~KC2-1201275
リコール対象車台数:110台
ホンダ「CR-V」などの不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたホンダ(CR-Vなど)の不具合の部位は燃料装置(燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽車)において、整形条件が不適切であるとなっています。成形条件が不適切なため樹脂密度が低くなってしまい、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプカバーと接触して、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合走行中エンストに至るおそれがあります。
改善内容としては、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は16件、事故の有無は無となっています。
ホンダ「CR-V」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったホンダのCR-Vは、ホンダ(本田技研工業)が1995年から生産・販売をしているミドルサイズのクロスオーバーSUVです。日本市場では2016年から2018年の間同車種の取り扱いがありませんでしたが、2018年に5代目モデルの取り扱いを開始し、世界で販売されるSUVとなっています。こちらでは、ホンダのCR-Vについて詳しくご紹介します。
ホンダのCR-Vに2モーターハイブリッドシステムが追加
ホンダのCR-Vにハイブリッドモデルが登場したのは2020年です。ハイブリッドモデルのグレード名は、e:HEVで、走行用と発電用の二つのモーターを搭載しています。まつ発電用モーターがエンジン動力を受けて高効率な発電を行います。その発電によってつくられた電力を走行用モーターへ供給し、あわせてバッテリーの充電も行います。走行用モーターは走行に注力し、滑らかな走行が出来るように働きます。電気を使った静かで力強い走りが可能になっています。