アウディのリコール情報-令和2年12月8日リコール届出-

令和2年12月8日に、対象期間に輸入されたアウディのA8、S8の計1,730台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたアウディの詳しい情報についてご紹介いたします。

アウディ令和2年12月8日リコール情報

令和2年12月8日にリコール届出がされたアウディ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

アウディ(A8、S8)令和2年12月8日リコール届出の対象車

令和2年12月8日にリコール届出がされたアウディ「A8、S8」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:アウディ A8 4.0Tq
型式:ABA-4HCEUF
対象期間:平成24年8月28日~平成25年12月3日
 車台番号:WAUZZZ4H0DN009806~WAUZZZ4HXDN040822
 リコール対象車台数:213台

車名通称名:アウディ A8L 4.0Tq
型式:ABA-4HCEUL
対象期間:平成24年8月28日~平成25年10月23日
 車台番号:WAUZZZ4H0DN009658~WAUZZZ4HXDN039203
 リコール対象車台数:70台

車名通称名:アウディ S8
型式:ABA-4HCGTF
対象期間:平成24年7月27日~平成25年12月13日
 車台番号:WAUZZZ4H0DN009160~WAUZZZ4HXDN037922
 リコール対象車台数:224台

車名通称名:アウディ S8
型式:ABA-4HCTFF
対象期間:平成26年3月19日~平成27年12月16日
 車台番号:WAUZZZ4H0EN015641~WAUZZZ4HXGN007680
 リコール対象車台数:229台

車名通称名:アウディ A8 4.0Tq
型式:ABA-4HCTGF
対象期間:平成25年12月13日~平成29年12月22日
 車台番号:WAUZZZ4H0EN008575~WAUZZZ4HXHN023797
 リコール対象車台数:733台

車名通称名:アウディ A8L 4.0Tq
型式:ABA-4HCTGL
対象期間:平成25年12月31日~平成30年1月10日
 車台番号:WAUZZZ4H0EN013436~WAUZZZ4HXHN024044
 リコール対象車台数:115台

車名通称名:アウディ S8 plus
型式:ABA-4HDDTF
対象期間:平成28年4月5日~平成30年1月18日
 車台番号:WUAZZZ4H0GN900558~WUAZZZ4HXHN902058
 リコール対象車台数:146台

アウディ「A8、S8」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたアウディ(A8、S8)の不具合の部位は、車体のエンジンルーム内ラバーシールです。
不具合の状況及び原因は、エンジンルームのラバーシールの耐熱性が不足しているため、ターボチャージャーが繰り返し高温になると、ラバーシールが熱により硬化することがあると判明しました。そのため熱によって硬化したラバーシールが割れ、破片が脱落してエンジンの高温部位に接触すると、最悪の場合火災に至るおそれがあります。

改善内容としては、全車両、ラバーシール下部に脱落防止ブラケットを取付ます。なお、熱による影響でラバーシールがすでに損傷をしている場合は、当該のラバーシールを新品と交換します。

本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

アウディ「A8」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったアウディA8は、アウディV8の後継車として登場しました。1994年に初代が販売を開始し、現在は4代目モデルが販売中のアウディA8について、こちらで詳しくご紹介します。

アウディ「A8」はアウディのフラグシップモデル

アウディはドイツバイエルン州に本社を置く自動車メーカーです。アウディA8は、アウディを象徴するモデルとして登場した高級乗用車で、Fセグメントに属するラージクラスのボディサイズの車となっています。日本国内の導入は1995年からで、4代目モデルも2018年に日本仕様車が発表され10月15日から販売されています。3.0LV型6気筒エンジンと4.0V型8気筒エンジンの車体に48Vマイルドハイブリッドドライブシステムが搭載されているため、高排気でパワフルながら燃費性能の高い車となっています。

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