-令和3年6月15日に、対象期間に製作されたBMWの320dと他の計121台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。
BMW令和3年6月15日リコール情報
令和3年6月15日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
BMW(320d)令和3年6月15日リコール届出の対象車
令和3年6月15日にリコール届出がされたBMW「320d」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:BMW 118d
型式:LDA-1S20
対象期間:平成28年6月29日~平成28年7月9日
車台番号:WBA1S520X05E93195 ~ WBA1S520805E93258
リコール対象車台数:11台
車名通称名:BMW 218d Gran Tourer
型式:LDA-2E20
対象期間:平成28年6月30日~平成28年7月9日
車台番号:WBA2E520405E97500 ~ WBA2E520705E97555
リコール対象車台数:24台
車名通称名:BMW 320d
型式:LDA-8C20
対象期間:平成28年6月29日~平成28年6月30日
車台番号:WBA8H92080K815240 ~ WBA8H92020K815265
リコール対象車台数:13台
対象期間:平成28年8月11日~平成28年8月17日
車台番号:WWBA8C560X0NU25465 ~ WBA8C56070NU25553
リコール対象車台数:20台
車名通称名:BMW 523d
型式:LDA-FW20
対象期間:平成28年6月29日
車台番号:WBA5C32070D912805
リコール対象車台数:1台
車名通称名:BMW 523dツーリング
型式:LDA-MX20
対象期間:平成28年6月29日~平成28年6月30日
車台番号:WBA5J32000D696849 ~ WBA5J32070D696850
リコール対象車台数:2台
車名通称名:BMW X3 xDrive 20d
型式:LDA-WY20
対象期間:平成28年7月25日 ~ 平成28年8月9日
車台番号:WBAWY320100R54965 ~ WBAWY320200R55008
リコール対象車台数:4台
対象期間:平成28年7月25日 ~ 平成28年7月28日
車台番号:WBAWY320900T95228 ~ WBAWY320900T95245
リコール対象車台数:5台
車名通称名:BMW X5 xDrive 35d
型式:LDA-KS30
対象期間:平成28年7月28日 ~ 平成28年8月6日
車台番号:WBAKS420500J64414 ~ WBAKS420800J64701
リコール対象車台数:10台
車名通称名:MINI クーパーDクラブマン
型式:LDA-LR20
対象期間:平成28年7月4日 ~ 平成28年7月7日
車台番号:WMWLR920X02E72893 ~ WMWLR920102E72930
リコール対象車台数:8台
車名通称名:MINI クーパーSDクラブマン
対象期間:平成28年7月4日 ~ 平成28年7月6日
車台番号:WMWLR520202C98634 ~ WMWLR520502C98644
リコール対象車台数:3台
車名通称名:MINI Cooper SD 5 Door
型式:LDA-XT20
対象期間:平成28年7月4日
車台番号:WMWXT72020T859582
リコール対象車台数:1台
車名通称名:MINI Cooper SD
型式:LDA-XN20
対象期間:平成28年7月6日
車台番号:WMWXN920702D27064
リコール対象車台数:1台
車名通称名:MINI クーパーDクロスオーバー
型式:LDA-XD20F
対象期間:平成28年6月30日 ~ 平成28年7月7日
車台番号:WMWXD32070WT54139~ WMWXD32030WT54168
リコール対象車台数:7台
車名通称名:MINI クーパー Dクロスオーバー A4
型式:LDA-XD20A
対象期間:平成28年7月1日 ~ 平成28年7月7日
車台番号:WMWXD52070WU12682 ~ WMWXD52000WU12698
リコール対象車台数:5台
車名通称名:MINI クーパーSD クロスオーバー
型式:LDA-ZB20
対象期間:平成28年6月30日 ~ 平成28年7月5日
車台番号:WMWZB72080WU16315 ~ WMWZB72090WU16338
リコール対象車台数:6台
BMW「320d」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたBMW(320d)の不具合の部位は原動機(エンジン)です。
不具合の状況及び原因は、ディーゼルエンジンにおいて、タイミングチェーンの製造管理が不適切なため、表面処理がされていない部品が使用されたものがあります。そのため、使用過程においてタイミングチェーンが伸びることによりエンジンから異音が発生し、最悪の場合、バルブタイミングがずれ走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、タイミングチェーンを良品に交換します。
ドイツ本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。
BMW「320d」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったBMW 320dのdとはBMWの販売するディーゼルエンジン搭載のモデルであることをあらわしています。ガソリンエンジンは、320iとなり、iがガソリンエンジンであることを表しています。こちらでは、BMWのディーゼルエンジンについて詳しくご紹介します。
BMWのクリーンディーゼルエンジンとは
BMWのクリーンディーゼルエンジンは、世界で最も厳しい排出ガス基準と言われている、日本の【ポスト新長期等規制】に適合しています。ヨーロッパでは、ガソリンエンジンに比べてディーゼルエンジンのCO2の排出量が少ないことが認知されており、ガソリン車に比べてディーゼルエンジン車の普及率が高い傾向になっています。ドイツに本社を置くBMWでも、ディーゼルエンジンモデルが売れ筋に上がっている人気モデルとなっいて、320シリーズも320dが人気が高いのです。日本国内でも低燃費で高トルクのパワーをもつクリーンディーゼルエンジン搭載モデルの320dは人気となっています。ディーゼルというと燃費が気になる、黒い排ガスが気になるというイメージを持っている方も、クリーンディーゼルエンジンを検討されてみてはいかがでしょうか。