令和5年1月30日に、対象期間に製作されたBMWの218d Active Tourer計194台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたBMWの詳しい情報についてご紹介いたします。
BMW令和5年1月30日リコール情報
令和5年1月30日にリコール届出がされたBMW対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
BMW(218d Active Tourer)令和5年1月30日リコール届出の対象車
令和5年1月30日にリコール届出がされたBMW「218d Active Tourer」と他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:BMW 218d Active Tourer
型式:3DA-22BY20
対象期間:令和4年3月15日~令和4年3月16日
車台番号:WBA22BY0607K79705 ~ WBA22BY0107K81653
リコール対象車台数:8台
対象期間:令和4年5月3日~令和4年7月4日
車台番号:WBA22BY0407L11485 ~ WBA22BY0X07L42420
リコール対象車台数:186台
BMW「218d Active Tourer」等の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたBMW(218d Active Tourer等)の不具合の部位は原動機(オイルパン)です。
不具合の状況及び原因は、エンジンのオイルパンシーリング部分において、脱脂処置が不十分であり、また液体シーリング剤の塗布箇所が不適切であった可能性があります。そのため、エ
ンジンオイルが漏れるおそれがあり、場合によってはチェックコントロールメッセージが表示されることがあります。
改善内容としては、全車両、オイルパンのシーリングを修正します。
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は17件、事故の有無は0件となっています。
BMW「218d Active Tourer」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったのは、ドイツの自動車メーカーBMWの生産販売している「218d Active Tourer」です。BMW2シリーズのひとつである218d Active Tourerの特徴は、エレガンスで未来的なデザインのスポーティなハッチバックとなっています。こちらでは、現在販売中の218d Active Tourerについてご紹介します。
BMW 218d Active Tourerの特徴は
BMW2シリーズには、現在218i(ガソリン車)と218d(ディーゼル車)タイプがあります。今回リコール届出があった218d Active Tourerは、ディーゼル車タイプで7速スポーツダブルクラッチトランスミッションと7速ダブルクラッチトランスミッションの二タイプからトランスミッションの選択が可能です。スポーツタイプのハッチバックで、ハンドリングの俊敏さや爽快な走りが人気となっています。
トランスミッションタイプはどちらも最高出力150馬力(110kW)とパワフルです。メーカー希望小売価格は4,760,000円~で、モデルラインはM SportとExclisiveがあります。M SportというとBMWのスポーツラインとして知られています、M Sportには特別なアダプティブMサスペンションが採用されます。アダプティブMサスペンションは、可変できるサスペンションになっていて、電子制御により無段階調整が可能です。走行している状況をセンサーが検知し、最適なものにオートで変更します。独自のアルゴリズムに基づいて予測し、制御できるため、走行中も爽快な走りを止めることがありません。