令和2年12月22日に、対象期間に輸入されたランドローバーのレンジローバーイヴォークの計131台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたランドローバーの詳しい情報についてご紹介いたします。
ランドローバー令和2年12月22日リコール情報
令和2年12月22日にリコール届出がされたランドローバー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ランドローバー(レンジローバーイヴォーク)令和2年12月22日リコール届出の対象車
令和2年12月22日にリコール届出がされたランドローバー「レンジローバーイヴォーク」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:ランドローバーレンジローバーイヴォーク
型式:5AA-LZ2XHA
対象期間:令和元年5月13日~令和2年11月16日
車台番号:SALZA2AX8LH000550~SALZA2AX6LH114482
リコール対象車台数:127台
型式:
対象期間:平成31年3月25日~平成31年4月19日
車台番号:FDSALZA2AX8LH000595~SALZA2AXXLH000758
リコール対象車台数:4台
ランドローバー「レンジローバーイヴォーク」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたランドローバー(レンジローバーイヴォーク)の不具合の部位は電気装置(DC-DCコンバーター)です。
不具合の状況及び原因は、マイルドハイブリッド電気自動車(MHEV)のDC-DCコンバーターにおいて、制御プログラムが不適切であることがわかりました。制御プログラムが不適切なため、DC-DCコンバーター内の電気負荷発生時に、トランジスタが適切に切り替わらないことがあります。また、トランジスタが適切に切り替わらず短絡し、メーターにバッテリー警告が点灯していてもそのまま使用を続けると、最悪の場合火災が発生することもありますので、注意が必要です。走行中にアウターパッドが脱落するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、DC-DCコンバーター、PCM(パワートレーンコントロールモジュール)、およびBECM(バッテリーエネルギーコントロールモジュール)のプログラムを対策プログラムに書き換えます。
本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
ランドローバー「レンジローバーイヴォーク」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったランドローバーのレンジローバーイヴォークは、ランドローバーが製造販売をしている高級SUVです。ランドローバーというと高級大型SUVをイメージされる方がほとんどのメーカーですが、初めて生産販売されたコンパクトSUVのレンジローバーイヴォークは話題性も高く様々な賞を受賞しています。こちらでは、ランドローバーのレンジローバーイヴォークについて詳しくご紹介します。
ランドローバーレンジローバーイヴォークはエコなコンパクトSUV
イギリスの自動車メーカーのランドローバーが生産販売する、コンパクトSUVのレンジローバーイヴォークは、気候変動問題、環境問題に対処するために温室効果ガスの排出量削減を目指して設計された車種となっています。また、珍しい性能としては、多機能な空気浄化システムをオプションで選択し装備することが可能です。車内のCO2量などに応じて内気循環を行ったり、車外の空気の状況によって、PM2.5などの微粒子や、花粉やホコリなどのアレルギー物質を取り除くことが出来ます。