マツダのリコール情報-令和4年9月22日リコール届出-

令和4年9月22日に、対象期間に製作されたマツダのCX-60等の計879台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届け出がされたマツダの詳しい情報についてご紹介いたします。

マツダ令和4年9月22日リコール情報

令和4年9月22日にリコール届出がされたマツダ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

マツダ(CX-60等)令和4年9月22日リコール届出の対象車

令和4年9月22日にリコール届出がされたマツダ「CX-60」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名:マツダ CX-60
型式:3CA-KH3R3P
 車台番号:KH3R3P-100015~KH3R3P -101517
対象期間:令和4年7月5日~令和4年9月6日
 リコール対象車台数:879台①879台②879台

マツダ「CX-60」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたマツダ(CX-60)の不具合の部位

  1. 緩衝装置(フロントスタビライザ)
  2. 電気装置(インバータ)

当該部位でおこる不具合の状況及びその原因

  1. フロントスタビライザにおいて、コントロールリンクを固定するナットの締め付けトルクの設定が不適切なため、段差の乗り越え等でフロントスタビライザに捻じれが加わった際の入力により締め付けナットが緩み、がたつきや異音が発生することがあります。そのため、保安基準第14条の緩衝装置に求められる要件を満たさないおそれがあります。
  2. 電力変換装置(インバータ)において、インバータ起動制御プログラムが不適切なため、エンジンを始動する際にインバータを起動できず、エンジンが始動しないことがあります。またハイブリッドシステムの異常を知らせるメッセージがメータ内ディスプレイに表示されるおそれがあります。

改善措置の内容

  1. 全車両、コントロールリンクを固定するナットを変更した規定トルクで締め付ける。
  2. 全車両、インバータの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

海外市場からの報告による発見となり、不具合の発生件数は①24件②8件、事故の有無は①無し②無しとなっています。

マツダ「CX-60」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったマツダのCX-60は、2022年9月15日に発売されたマツダの新型SUVです。パワートレーンは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド(ディーゼル)、プラグインハイブリッドの4通りあります。ただし2022年9月時点ではe-SKYACTIV D搭載モデルのみの販売となっていて、その他のモデルは12月頃を予定されています。こちらではマツダのCX-60について、くわしくご紹介します。

マツダ「CX-60」はどんなSUVか

マツダのCX-60は、ボディサイズが全長4,740mm、全幅1,890mm、全高1,685mmとなっていて、5人乗りのゆったりとした乗り心地を楽しめる、プレミアムSUVとなっています。

高級感や特別感のあるデザインに、上質な質感のインテリアで、インテリアのカラーコーディネートでは日本独自の2トーンカラーはプレミアムモダンとプレミアムスポーツというオプションで設定することができます。マツダというと走る歓びを表現する車といったイメージがありますが、CX-60では高い走行性能と操る楽しさに特化した縦置きのFRエンジンが積まれていて、操るトランスミッションは8速ATとなっているため、さらに滑らかさと応答性の高い操作性も兼ね備えている車です。

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