メルセデスベンツのリコール情報-令和3年2月25日リコール届出-

令和3年2月25日に、対象期間に輸入されたメルセデスベンツのメルセデスAMG・GLC の計579台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたメルセデスベンツの詳しい情報についてご紹介いたします。

メルセデスベンツ令和3年2月25日リコール情報

令和3年2月25日にリコール届出がされたメルセデスベンツ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

メルセデスベンツ(メルセデスAMG・GLC )令和3年2月25日リコール届出の対象車

令和3年2月25日にリコール届出がされたメルセデスベンツ「メルセデスAMG・GLC 」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名:メルセデスベンツ メルセデスAMG・GLC63-4MATIC+
型式:CBA-253988
対象期間:平成30年5月16日~令和元年5月13日
 車台番号:WDC2539882F449471~WDC2539882F630941
 リコール対象車台数:22台

車名:メルセデスベンツ メルセデスAMG・GLC63-4MATIC+クーペ
型式:CBA-LR3VA
対象期間:平成30年3月24日~平成31年4月22日
 車台番号:WDC2533882F410391~WDC2533882F619503
 リコール対象車台数:16台

車名:メルセデスベンツ メルセデスAMG・GLC63S-4MATIC+
型式:CBA-253989
対象期間:平成30年5月1日~平成31年3月18日
 車台番号:WDC2539892F420897~WDC2539892F601427
 リコール対象車台数:230台
型式:4BA-253989
対象期間:令和元年8月24日~令和2年1月7日
 車台番号:WDC2539892F687826~WDC2539892F754368
 リコール対象車台数:86台

車名:メルセデスベンツ メルセデスAMG・GLC63S-4MATIC+クーペ
型式:CBA-253389
対象期間:平成30年5月1日~令和元年8月30日
 車台番号:WDC2533892F420711~WDC2533892F633930
 リコール対象車台数:155台

車名:メルセデスベンツ メルセデスAMG・GLC63S-4MATIC+クーペ
型式:4BA-253389
対象期間:令和元年9月21日~令和元年12月21日
 車台番号:WDC2533892F694967~WDC2533892F749801
 リコール対象車台数:70台

メルセデスベンツ「メルセデスAMG・GLC 」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたメルセデスベンツ(メルセデスAMG・GLC )の不具合の部位はスタータモータ(配線です。

不具合の状況及び原因は、スタータモータの電気配線において、製造指示が不適切であったとわかりました。そのため、配線がスタータモータのハウジングに干渉して取り付けられているものがあります。干渉してしまっているために走行時の振動等で配線の被膜が損傷し短絡して、エンジンが始動不能となり最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

改善内容としては、全車両、スタータモータの配線を点検し、干渉している場合は配策を修正します。なお、干渉により配線に損傷がある場合は、配線を新品に交換します。

こちらは、ドイツ本社からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。

メルセデスベンツ「メルセデスAMG・GLC 」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったメルセデスベンツのメルセデスAMG・GLC は、メルセデスベンツCクラスの先進性や走行性能を継承している新世代SUVです。メルセデスベンツから販売されているメルセデスAMGは、もともとダイムラーが展開するスポーツ・レース系ブランドでありハイパフォーマンスを追求するモデルであったことから、AMG・GLCも走行性能の高いモデルとなっています。こちらでは、メルセデスベンツのメルセデスAMG・GLC について詳しくご紹介します。

メルセデスAMG・GLC63 に採用されたパナメリカーナグリル

今回のリコール対象となったメルセデスベンツから販売されているメルセデスAMG・GLC63は、パナメリカーナグリルを採用しています。パナメリカーナグリルとは、垂直ルーバーが特徴的なフロントグリルのデザインのことです。名前の由来となっているパナメリカーナとは、1950年から1955年の間メキシコで開催されていたロードレースの名称で、同ロードレースにおいて1952年に優勝したメルセデスベンツ300SLのグリルのデザインがモチーフとなっています。レース中にハゲタカが衝突し、ナビゲーターが一時意識を失いながらも優勝した世界一過酷な公道レースといわれるレースで優勝した300SLのフロントグリルを採用することで、AMG最強の証となっています。

メルセデスベンツでは、マイバッハやEQなどのサブブランドがメルセデスAMGのように登場しており、サブブランドごとに特徴的なフロントグリルデザインに統一することで、フロントを一見すればブランドがわかるようになっています。

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