プジョーのリコール情報-令和3年3月4日リコール届出-

令和3年3月4日に、対象期間に輸入されたプジョーのプジョー508の計1,728台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。

プジョー令和3年3月4日リコール情報

令和3年3月4日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

プジョー(プジョー508)令和3年3月4日リコール届出の対象車

令和3年3月4日にリコール届出がされたプジョー「プジョー508」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名:プジョー508
型式:3BA-R85G06
対象期間:平成31年2月2日~令和2年8月6日
 車台番号:VR3F35GFRJY194935~VR3F45GFRLY007243
 リコール対象車台数:788台
型式:3DA-R8AH01
対象期間:平成31年2月20日~令和2年8月6日
 車台番号:VR3FHEHZRJY153484~VR3FJEHZRLY009317
 リコール対象車台数:940台

プジョー「プジョー508」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたプジョー(プジョー508)の不具合の部位は電気装置(ダッシュボードハーネスです。

不具合の状況及び原因は、ダッシュボードハーネスにおいて、配策設計が不適切であったわかりました。そのため、ステアリングコラムと接触することがあります。ステアリングコラムと接触した場合、車両振動等により当該のハーネスが損傷し、最悪の場合はホーン・ワイパー・ADAS(運転支援システム)・運転席エアバッグ・方向指示器のいずれかが作動しなくなるおそれがあります。

改善内容としては、全車両、ダッシュボードハーネスを電子ステアリングロックに固定します。なお、ダッシュボードハーネスに損傷がある場合は、ハーネスを補修します。

こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。

「プジョー508」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったフランスの自動車メーカーであるプジョーが製造販売を行っているプジョー508は、Dセグメントに位置するセダンです。Dセグメントは一般的に3Lエンジンが搭載される車を指すことが多く、ミドルサイズやアッパーミドルサイズクラスの乗用車が多くを占めています。プジョー508は、中型セダンの407と大型セダンの607の後継車として2011年に初代が販売を開始しています。こちらでは、プジョー508について詳しくご紹介します。

プジョー508は華やかなサルーン

プジョー508は、2011年から2018年まで初代モデルが、2018年以降は2代目モデルが販売されています。Dセグメントに位置するセダンは、他の外国産車メーカーからも販売されており、ドイツの自動車メーカーメルセデスベンツCクラスや、BMW3シリーズはご存知の方も多いでしょう。プジョー508はその中に登場したセダンで、空力性能をあげるためにキャビン(後席)の幅が狭くなっています。空力性能とは、走行中の風の影響を受けにくくすることで、高速状態の安定を実現する性能のことです。空気抵抗を少なくする必要があるためにあえてキャビンを犠牲にするという走行に特化したセダン(フランス語でサルーン)となっています。

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