令和3年6月3日に、対象期間に輸入されたプジョーのプジョー208の計150台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。
プジョー令和3年6月3日リコール情報
令和3年6月3日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
プジョー(プジョー208)令和3年6月3日リコール届出の対象車
令和3年6月3日にリコール届出がされたプジョー「プジョー208」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名:プジョー208
型式:3BA-P21HN05
対象期間:令和2年12月15日~令和3年1月16日
車台番号:VR3UPHNKSLT128209~VR3UPHNKSLT132845
リコール対象車台数:148台
車名:プジョー2008
型式:5BA-P24HN05
対象期間:令和3年1月16日
車台番号:VR3USHNSSLJ922142~VR3USHNSSLJ926001
リコール対象車台数:2台
プジョー「プジョー208、2008」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたプジョー(プジョー208、2008)の不具合の部位は燃料装置(高圧燃料ポンプ)です。
不具合の状況及び原因は、高圧燃料ポンプにおいて、製造時の溶接が不適切であったとわかりました。そのため、溶接による金属粉がポンプ内部に残留し、燃圧調整バルブの作動を妨げるおそれがあります。燃圧調整バルブの作動が正常に行われない場合、燃料の噴射圧が不足し、警告灯点灯ならびにエンジン始動不良や出力不足になるおそれがあります。
改善内容としては、全車両、ダッシュボードハーネスを電子ステアリングロックに固定します。なお、ダッシュボードハーネスに損傷がある場合は、ハーネスを補修します。
こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は0件となっています。
「プジョー2008」とはどんな車?
今回リコールの届け出を行ったフランスの自動車メーカーであるプジョー、そのプジョーが製造販売しているプジョー2008は、全長4.3mというコンパクトサイズのSUVです。現行モデルは2008と、e-2008でガソリンエンジン車だけでなく電気自動車も製造されています。こちらではプジョー2008について詳しくご紹介します。
プジョー2008は日本の国土にあったコンパクトSUV
プジョー2008は、全長4,305mm/全幅1,770mm/全高1,550mmとなっています。日本の都市部や住宅街など狭路が多いところでも取り回しやすい、最小回転半径を5.4mに抑えていることや、全高の高さにこだわり、立体駐車場の高さ制限で平均的に設けられている1,550mm~2,000mm内に収まるように作られています。外国産車のイメージとして、国内では駐車スペースが幅や高さがあるところでないと所有することも難しいという印象をお持ちの方も多いと思いますが、こちらのプジョー208と2008に関しては、日本の道路環境やクルマ事情にあった車体となっています。