令和3年10月13日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のクラウン等の計44,796台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
トヨタ自動車令和3年10月13日リコール情報
令和3年10月13日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
トヨタ自動車(クラウン)令和3年10月13日リコール届出の対象車
令和3年10月13日にリコール届出がされたトヨタ自動車「クラウン」等の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:トヨタ クラウン RS仕様車
型式:6AA-AZSH20
車台番号:AZSH20-1000003~AZSH20-1060224
対象期間:平成30年5月16日~令和2年4月20日
リコール対象車台数:32,405台
型式:6AA-AZSH21
車台番号:AZSH21-1000003~AZSH21-1011904
対象期間:平成30年5月16日~令和2年4月17日
リコール対象車台数:5,184台
型式:6AA-GWS224
車台番号:GWS224-1000001~GWS224-1009163
対象期間:平成30年5月16日~令和2年4月17日
リコール対象車台数:4,402台
型式:3BA-ARS220
車台番号:ARS220-1000001~ARS220-1004292
対象期間:平成30年5月16日~令和2年4月17日
リコール対象車台数:2,805台
トヨタ自動車「クラウン等」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車(クラウン等)の不具合の部位は、車体(クォータウィンドウガラス)です。
不具合の状況及び原因は、後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングにおいて、取付構造が不適切なため、冷熱の繰返しで取付部が劣化して剥がれることがあります。そのため、浮きや異音が発生し、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、クォータウィンドウガラスを対策品と交換します
市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は120件、事故の有無は、なしとなっています。
トヨタ自動車「クラウン」とはどんな車?
今回リコールの届出があったトヨタ自動車のクラウンは、トヨタ自動車が1955年から製造販売している高級乗用セダンで、長い歴史をもつ人気モデルです。【美しい日本のクラウン】や【いつかはクラウン】【ゼロクラウン】など、歴代クラウンには様々なコピーや通称が付けられています。こちらでは、トヨタのクラウンについて、詳しくご紹介します。
クラウンの歴史、歴代クラウンの中でも人気が高いモデルとグレードは
トヨタ自動車が販売するクラウン、1955年からの長い歴史の中で何度かフルモデルチェンジを行っており、現在は15代目モデルが発売中です。歴代モデルの中には、今も年式が経過していても人気が高いモデルもあり、例え低年式車であっても高額な取引が行われていることも少なくありません。なかでも人気の歴代クラウンというと、V型8気筒エンジンを搭載しているクラウンの派生モデル【クラウンマジェスタ】は国内だけでなく海外でも人気があります。V8エンジン、4.0L総排気量を超えるクラウンマジェスタは、かなりの馬力をもっています。特に4輪駆動設定もある、1999年発売のV8エンジン4.0L車グレードCタイプのi-Four ECT-iは、現在も中古車市場で人気が高いモデルとなっています。