トヨタ自動車のリコール情報-令和4年10月6日リコール届出-

令和4年10月6日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のヤリスの計37,674台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。

トヨタ自動車令和4年10月6日リコール情報

令和4年10月6日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

トヨタ自動車のヤリス 令和4年10月6日リコール届出(5217)の対象車

令和4年10月6日にリコール届出がされたトヨタ自動車「ヤリス」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

車名通称名: トヨタ ヤリス

型式:6AA-MXPH10
対象期間:令和元年12月11日~令和 2年 9月16日
 車台番号:MXPH10-2000000~MXPH10-2034714
 リコール対象車台数:31,674台
型式:6AA-MXPH15
対象期間:令和元年12月11日~令和 2年 9月 2日
 車台番号:MXPH15-0001001~MXPH15-0007022
 リコール対象車台数:6,000台

トヨタ自動車「ヤリス」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたトヨタ自動車ヤリスの不具合の部位は、電気装置(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ) です。

不具合の状況及び原因は以下です。

ハイブリッドシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、急加速等でトランスアクスルのインプットダンパに一時的な滑りが生じて警告灯が点灯した際、フェールセーフモードに移行できません。そのため、ハイブリッドシステムが停止するおそれがあります。

改善内容としては、全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。

市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は6件、事故の有無は無しとなっています。

トヨタ自動車「ヤリス」とはどんな車?

今回リコールの届出があったトヨタのヤリスは、トヨタ自動車のコンパクトカーです。日本国内での販売名称は初代モデルから長くヴィッツという車名でしたが、4代目モデルへとモデルチェンジした際に、世界共通の統一車名であるヤリスに変更となりました。こちらでは人気も好調の4代目ヤリスについて、詳しくご紹介します。

コンパクトなボディに充実した装備のトヨタ・ヤリス

トヨタのヤリスは、2022年1月から6月にかけての乗用車ブランド通称名別順位1位となっていました。ヤリスの新車登録台数は半年間で81,580台、次点の同社のカローラが70,988台となっていて、約10,000台の差をつけています。ヤリスの人気の要因というと、コンパクトカーで燃費性能が優れているというだけでなく、最新の運転サポート技術もポイントになっています。

トヨタ初の搭載となったトヨタチームメイト(アドバンストパーク)は、高度運転支援機能です。駐車したいスペースの横に車を停車させてアドバンストパークスイッチを押すと、区画線や隣接車両の情報を得て駐車できる位置を確認します。開始スイッチを押すと、カメラとソナーで周囲を360°監視しながらステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、駐車操作をアシストします。縦列駐車、出庫など駐車を苦手とされる方も安心のサポート機能となっていて、ヤリスは世界で初めて搭載された車種となっています。(2019年12月時点)

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