令和4年6月23日に、対象期間に製作されたトヨタ自動車のbZ4Xとスバルのソルテラの計204台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたトヨタ自動車の詳しい情報についてご紹介いたします。
トヨタ自動車令和4年6月23日リコール情報
令和4年6月23日にリコール届出がされたトヨタ自動車対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
トヨタ自動車のbZ4X 令和4年6月23日リコール届出の対象車
令和4年6月23日にリコール届出がされたトヨタ自動車「bZ4X」の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名: トヨタ bZ4X
型式:ZAA-XEAM10
対象期間:令和4年3月2日~令和4年6月2日
車台番号:XEAM10-0001001~XEAM10-0001060
リコール対象車台数:42台
型式:ZAA-YEAM15
対象期間:令和4年3月2日~令和4年5月31日
車台番号:YEAM15-0001001~YEAM15-0001200
リコール対象車台数:70台
車名通称名: スバル ソルテラ
型式:ZAA-XEAM10X
対象期間:令和4年3月30日~令和4年4月21日
車台番号:XEAM10-0001021~XEAM10-0001051
リコール対象車台数:10台
型式:ZAA-YEAM15X
対象期間:令和4年3月28日~令和4年5月23日
車台番号:YEAM15-0001032~YEAM15-0001190
リコール対象車台数:82台
トヨタ自動車「bZ4X」とスバルの「ソルテラ」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたトヨタ自動車bZ4Xの不具合の部位は、走行装置(ハブボルト)です。
不具合の状況及び原因は、タイヤを取付けるハブボルトにおいて、急旋回や急制動の繰返し等で、当該ボルトが緩む可能性があります。そのため、そのままの状態で走行を続けると、異音が
発生し、最悪の場合、タイヤが脱落するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、当面の措置として、使用者に対し使用停止を要請し、対策が決定次第、恒久対策を実施します。
海外市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は0件、事故の有無は無となっています。
トヨタ自動車「bZ4X」とはどんな車?
今回リコールの届出があったトヨタ自動車のbZ4Xは、トヨタ自動車とスバルが共同開発を行った電気自動車です。2022年6月23日に報告されたこちらのリコール届出を受けて、現在原因究明のため調査中となっており、調査終了次第車体の修理に入る予定となっているため使用中止の要請が出されています。
bZ4Xとソルテラは6月23日までに販売を停止
トヨタのbZ4Xとスバルのソルテラは、2022年6月23日海外市場からの報告を受けてリコール届出を提出しました。また、同日までに販売も停止しています。bZ4Xとソルテラは、トヨタとスバルの共同開発した電気自動車となっており、国内では個人はトヨタのサブスクリプションのみ、法人はリース契約のみとなっていましたが、現在は新規契約申し込みを停止しています。
リコール届出の内容は、急旋回等をした際にタイヤのハブボルトが緩み、最悪の場合タイヤが脱落するおそれがあるとのことですが、9月末時点でまだ原因究明されていません。すでに個人へと販売を開始していたスバルにおいても、使用者に対して使用停止の要請と、販売店では生産・出荷の目処が立つまで販売を停止しています。