令和4年10月26日に、対象期間に輸入されたボルボのボルボXC40等の計321台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたボルボの詳しい情報についてご紹介いたします。
ボルボ令和4年10月26日リコール情報
令和4年10月26日にリコール届出がされたボルボ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ボルボ(ボルボXC40)令和4年10月26日リコール届出の対象車
令和4年10月26日にリコール届出がされたボルボ「ボルボXC40」他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
型式:5AA-XB420TXCM
通称名:ボルボXC40
対象期間:令和4年8月5日
車台番号:YV1XZK7M3P2910176~YV1XZK7M5P2918473
リコール対象車台数:321台
ボルボ「ボルボXC40」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたボルボ(ボルボXC40)の不具合の部位は車載式故障診断装置(OBDハーネス)です。
不具合の原因は、車載式故障診断装置(OBD)のハーネスにおいて、ハーネス設計工程の管理が不適切なため、配線の接続位置が仕様とあっていないことがある。そのため汎用の診断器で車両と通信ができないおそれがあります。
改善内容としては、全車両、OBD のハーネスの配線を正規の位置に修正します。
こちらは、本国からの情報による発見となり、不具合の発生件数は国内なし、事故の有無は国内なしとなっています。
ボルボ「ボルボXC40」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったボルボXC40は、コンパクトサイズでシティーユースにも適したSUVです。パワートレーンは2種類あり、48VマイルドハイブリッドのXC40と、ピュアエレクトリックのXC40Rechargeがあります。こちらでは、ボルボXC40Rechargeについて詳しくご紹介します。
ピュアエレクトリックのボルボXC40Rechargeについて
ボルボXC40Rechargeには、EVパワートレーンが2種類あり、シングルモーターのRechargePlusSingleMotorとツインモーターのRechargeUltimateTwinMotorがあります。EVパワートレーンによって、前輪駆動のSingleMotorと、AWD(全輪駆動)のTwinMotorに分かれます。SingleMotorは、100%ピュアエレクトリックのSUVのメリットとなる静かな乗り心地と、一充電走行距離502kmが実現されています。TwinMotorのメリットは俊敏に加速するところとツインモーターで2倍になる馬力の強さとなっています。ただしTwinMotorについては、二つのモーターを搭載することにより総重量が重くなることで燃費性能が下がる事、また馬力がある分、一充電走行距離が484kmとSingleMotorに比べて約18km短くなるといったデメリットがあります。