令和4年11月11日に、対象期間に輸入されたボルボのボルボV70等の計16,876台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届出されたボルボの詳しい情報についてご紹介いたします。
ボルボ令和4年11月11日リコール情報
令和4年11月11日にリコール届出がされたボルボ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
ボルボ(ボルボV70)令和4年11月11日リコール届出の対象車
令和4年11月11日にリコール届出がされたボルボ「ボルボV70」他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
通称名:ボルボV70
型式:CBA-SB5244TW
対象期間:平成16年10月14日~平成19年5月1日
車台番号:YV1SW544952465771 ~ YV1SW544972660883
リコール対象車台数:45台
型式:CBA-SB5244W
対象期間:平成16年12月15日~平成19年11月30日
車台番号:YV1SW654952483226 ~ YV1SW614982690996
リコール対象車台数:5,693台
型式:CBA-SB5254AW
対象期間:平成16年8月10日~平成19年7月13日
車台番号:YV1SW595752460441 ~ YV1SW595772675316
リコール対象車台数:416台
型式:CBA-SB5254W
対象期間:平成16年8月10日~平成19年8月6日
車台番号:YV1SW595952460456 ~ YV1SW595972675249
リコール対象車台数:524台
型式:GH-SB5234W
対象期間:平成12年10月14日~平成13年1月10日
車台番号:YV1SW53L912056236~ YV1SW53L912076728
リコール対象車台数:47台
型式:GH-SB5244AW
対象期間:平成12年8月28日~平成13年8月23日
車台番号:YV1SW58L711036946~ YV1SW58L711135291
リコール対象車台数:44台
型式:GH-SB5244W
対象期間:平成12年6月26日~平成13年10月22日
車台番号:YV1SW61P911026393 ~ YV1SW61P911140359
リコール対象車台数:1,080台
型式:LA-SB5244W
対象期間:平成14年1月29日~平成16年12月27日
車台番号:YV1SW65P921209927 ~ YV1SW654951482932
リコール対象車台数:3,452台
型式:LA-SB5254AW
対象期間:平成14年10月10日~平成17年3月22日
車台番号:YV1SW59G731287827~YV1SW524752498200
リコール対象車台数:1,037台
型式:LA-SB5254W
対象期間:平成15年4月7日~平成16年7月20日
車台番号:YV1SW59G942349151~YV1SW59G942447094
リコール対象車台数:38台
型式:TA-SB5234W
対象期間:平成14年1月22日~平成16年6月24日
車台番号:YV1SW53L921207029~YV1SW53L942437895
リコール対象車台数:190台
型式:TA-SB5244AW
対象期間:平成13年10月22日~平成14年10月10日
車台番号:YV1SW58L721174618~YV1SW58L721268455
リコール対象車台数:63台
型式:TA-SB5244W
対象期間:平成13年10月4日~平成15年3月24日
車台番号:YV1SW65P921172027~YV1SW58L932326969
リコール対象車台数:402台
通称名:ボルボXC70
型式:CBA-SB5254AWL
対象期間:平成16年7月27日~平成19年5月7日
車台番号:YV1SZ595751173129~YV1SZ595771282798
リコール対象車台数:1,759台
型式:GH-SB5244AWL
対象期間:平成12年7月14日~平成13年10月26日
車台番号:YV1SZ58L711001150~YV1SZ58L711046751
リコール対象車台数:518台
型式:LA-SB5254AWL
対象期間:平成14年10月1日~平成16年7月22日
車台番号:YV1SZ59G731095153~YV1SZ59G741171580
リコール対象車台数:1,023台
型式:TA-SB5244AWL
対象期間:平成13年10月9日~平成14年10月1日
車台番号:YV1SZ58L721048436 ~YV1SZ58L721082426
リコール対象車台数:545台
ボルボ「ボルボV70」の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたボルボ(ボルボV70)の不具合の部位はエアバッグ装置です。
不具合の原因は、運転席エアバッグのインフレーター(膨張装置)について、長期間にわたり高温多湿な環境下にさらされると、当該インフレーターに湿気が蓄積することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレーター内圧が異常上昇し、インフレーター容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがあります。
改善内容としては、全車両、運転席エアバッグを対策品に交換します。
こちらは、本国メーカーからの情報による発見となり、不具合の発生は国内なし、事故の有無は国内なしとなっています。
ボルボ「ボルボV70」とはどんな車?
今回リコールの届け出があったボルボV70は、ボルボカーズが1996年から2017年まで生産販売を行っていたステーションワゴンです。もともとは同社のボルボ850の後継車として登場し、国内での人気も高く、2000年から2007年までは国内のボルボカーズにおいて主力車種となっていました。3代目にフルモデルチェンジを行った際、初代・2代目よりもボディサイズが一回り大きくなり、その後モデルチェンジをすることなくV90に引き継がれるかたちで生産を終了しています。こちらでは、モデルライフで最も人気の高かった2代目ボルボV70について、詳しくご紹介します。
2代目ボルボV70の特徴とは
ボルボV70は、850エステートの後継車として1996年に登場しました。V70のVは、ステーションワゴン(エステート)のボディタイプを表しています。90年代、日本国内でのステーションワゴンブームの牽引役となったモデルがボルボ850エステートであり、後継モデルのV70でした。
2000年にフルモデルチェンジがあり登場した2代目ボルボV70は、発売当時から完成度の高いエステートとして人気がありました。V70のエクステリアデザインは、「放たれた矢」をイメージさせるスポーティさがあり、走行性能の高さがうかがえます。ボディサイズは全長4,710mm、全幅1,815mm、全高1,470mmです。特にV70の水冷直列5気筒DOHCエンジンを搭載したT5は、5速ATの前輪駆動方式で、インタークーラー付ターボエンジンによる最高出力250PS(馬力)のパワーある走りが特徴となっています。