ボルボのリコール情報-令和4年2月24日リコール届出-

令和4年2月24日に、対象期間に輸入されたボルボのボルボS90等の計1,666台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。

こちらの記事では、今回リコール届出されたボルボの詳しい情報についてご紹介いたします。

ボルボ令和4年2月24日リコール情報

令和4年2月24日にリコール届出がされたボルボ対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。

ボルボ(ボルボS90)令和4年2月24日リコール届出の対象車

令和4年2月24日にリコール届出がされたボルボ「ボルボS90」他の対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。

通称名:ボルボS90
型式:5AA-PB420TMA
対象期間:令和3年11月5日
 車台番号:LVYPS06MCNP106969
 リコール対象車台数:1台

通称名:ボルボV90
型式:5AA-PB420TM
対象期間:令和3年8月26日~令和3年11月1日
 車台番号:YV1PW06MCN1175959 ~ YV1PW06MCN1176810
 リコール対象車台数:35台

通称名:ボルボV90
型式:5AA-PB420TMA
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月1日
 車台番号:YV1PW06MCN1175567 ~ YV1PW06MCN1176804
 リコール対象車台数:71台

通称名:ボルボS90
型式:5LA-PB420PA
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月1日
 車台番号:YV1PWBRMDN1175623 ~ YV1PWBRMDN1176806
 リコール対象車台数:21台

通称名:ボルボV90 クロスカントリー
型式:5AA-PB420TM
対象期間:令和3年8月26 日~令和3年11月29日
 車台番号:YV1PZL1MCN1145193 ~ YV1PZ06MCN1147037
 リコール対象車台数:37台

通称名:ボルボV90 クロスカントリー
型式:5AA-PB420TMA
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月29日
 車台番号:YV1PZ06MCN1144738 ~ YV1PZ06MCN1147059
 リコール対象車台数:75台

通称名:ボルボXC60
型式:5AA-UB420TXCM
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月29日
 車台番号:YV1UZL1MCN1906836 ~ YV1UZL1MCN1963207
 リコール対象車台数:865台

通称名:ボルボXC60
型式:5AA-UB420TXCMA
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月29日
 車台番号:YYV1UZL1MCN1909400 ~ YV1UZL1MCN1961928
 リコール対象車台数:256台

通称名:ボルボXC60
型式:5LA-UB420XCP
対象期間:令和3年8月17日~令和3年10月19日
 車台番号:YV1UZBKMDN1910879 ~ YV1UZBRMDN1925984
 リコール対象車台数:54台

通称名:ボルボXC60
型式:5LA-UB420XCPA
対象期間:令和3年8月17日~令和3年11月24日
 車台番号:YV1UZBRMDN1910865 ~ YV1UZBRMDN1961562
 リコール対象車台数:251台

ボルボ「ボルボS90」の不具合状況と改善内容

今回リコール届出がされたボルボ(ボルボS90)の不具合の部位は事故自動緊急通報装置(アンテナカバー)です。

不具合の原因は、ルーフのアンテナカバーの製造工程の管理が不適切であったため、車両組付け時にルーフが歪むことがあるということです。

そのため、アンテナカバーの密着が不足して隙間より水が車内へ侵入し、最悪の場合、メーターパネルへ緊急通報の警告が表示され、緊急通報が行えないおそれがあります。

改善内容としては、全車両、アンテナカバーを点検し、ボディとの隙間が確認できた場合は取り付けを修正します。

こちらは、市場からの情報による発見となり、不具合の発生件数は国内31件、事故の有無は国内なしとなっています。

ボルボ「ボルボS90」とはどんな車?

今回リコールの届け出があったボルボS90は、スウェーデンの自動車産業メーカーであるボルボ・カー・コーポレーションが製造販売している大型セダンです。日本では、ボルボ・カー・ジャパン株式会社によって、ボルボブレンドの自動車は輸入販売されています。今回リコール届出があったボルボS90は、2017年に500台限定で販売されていました。販売終了後も再開を要望する声があり、マイナーチェンジ(仕様変更)に併せて令和3年に復活、日本国内でもボルボS90の受注販売が再開しました。こちらでは、現行のボルボS90について詳しくご紹介します。

復活のボルボS90はどんな車か

2018年に500台限定車が完売後、販売終了していたボルボS90は復活し、再度受注生産による販売をスタートしました。
ボルボS90は、ボルボのフラグシップモデルであり最高級大型セダンということで、最新の技術が搭載されています。なかでもGoogleアシスタント機能を搭載することにより、センターディスプレイに表示される操作画面は、ハンズフリーで操作することが可能になっています。オーディオシステムも最高水準のBowers&Wilkinsを搭載し、ドライブしながら高性能オーディオを車内でも楽しむことができます。快適な装備は後席シートにまで気を配られていて、電動サンカーテンによって外光の眩しさも抑えることが出来ます。

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