令和2年10月1日に、平成29年2月22日~平成29年4月10日に輸入されたプジョー計258台についてリコール届出が国土交通省に提出されました。
こちらの記事では、今回リコール届け出がされたプジョーの詳しい情報についてご紹介いたします。
プジョー令和2年10月1日リコール情報
令和2年10月1日にリコール届出がされたプジョー対象車および不具合状況と改善内容についてご説明いたします。ご自身が所有する車がリコール対象車かどうかご心配の方は、車検証をお手元にご準備のうえ照らし合わせてご確認ください。
プジョー令和2年10月1日リコール届出の対象車
令和2年10月1日にリコール届出がされたプジョー対象車は以下になります。車検証に記載されてある通称名、型式、車台番号を照らし合わせてご確認ください。
車名通称名:プジョー3008
型式:ABA-P845G01
車台番号:VF3M45GZWGS210906~VF3M45GZWHS040191
リコール対象車台数:計258台
プジョー3008の不具合状況と改善内容
今回リコール届出がされたプジョーの不具合の部位は、プジョー3008の座席のリアシート取付ボルトです。
不具合の原因は、リアシートにおいて設計上での検証が不十分だったことから、リアシート取付ボルトの締め付けトルクが不足していることがわかりました。そのため、走行中の振動等によってリアシート取付ボルトが緩み、リアシートフレームの溶接部が破断する可能性があります。また、リアシートフレームの溶接部が破断し、最悪の場合は乗員が安全に着座できないおそれがあります。
改善内容としては、全車両のリアシート取付ボルトの対策を行い、その後トルクで締め付けます。また、リアシートフレームに損傷がみられる場合はリアシートフレームを新品のものと交換を行います。
本国からの情報による発見のため、不具合の発生件数は0件、事故の有無も0件となっています。
プジョー3008とはどんな車?
今回リコールの届け出があったプジョー3008とはどのような車なのでしょうか。
プジョー3008はプジョー初の自社SUV
プジョーは、本社をフランスに置く世界最古の量産自動車メーカーです。プジョー3008は、プジョー308をベースに製造されたプジョー初の自社開発自社生産のSUVとなっています。今回リコールの届け出があったプジョー3008は2016年に発表された2代目モデルとなっています。2代目モデルはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した車でもあり、ヨーロッパでのオーダー数も多く人気の車両となっています。